青空日記(20200429) コロナ環境で未来への加速・変化が進む(金融/IT関連)
【このブログの特徴】
日々のニュースから気になるものを選択し、自分なりの考察を書いて
紹介するものです。
食品スーパーの未来
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2004/22/news021.html
【概要】
新型コロナで最も影響を受けている業態の一つである食品スーパーが
様々な対策を行っている。
この上記の記事のアメリカのスーパーでは、主な対策として以下を行っている
・雇用環境の改善(給与アップ、特別休暇、営業時間短縮)
・衛生管理の徹底(清掃、消毒、客との仕切り、買い物客の一方通行)
・顧客の密集を防ぐ
特に顧客の密集を防ぐのに、「レジ待ち時間の解消に使っていた独自のIT技術」を活用できる。
その技術は、赤外線を使って店内に入る買い物客と出ていく客の流れをモニターして予測分析するシステムだが、これを使えば、客の流れがつかめるので、密集させないように入店をコントロールできる。
その他の事例としては、
・アマゾンがレジに並ばず商品を購入できる新型店舗をオンラインデリバリ用の拠点にする
・ウォルマートがオンラインデリバリ用のアプリダウンロードの急増を受けて
インフラ整備やオンラインデリバリの説明ビデオなどの拡充を進めている
【私の考え】
本記事はどれもアメリカの取り組みだが、日本と比べると先進的で、「顧客の善意」に頼らないものが多いと感じた。
特にアマゾンは、元々「顧客が来るための店舗」を「オンラインデリバリ用の拠点」に
方向転換するのは経営者の判断や即応性が高いと感じる。
逆に、日本国内で目にするものは、総理や都知事からの「要請」であり、「顧客の善意」によるところが大きい。
たとえば、センサーによる混雑回避システムであれば、下記HPの記事のように
新しい技術も出てきている。
https://japan.cnet.com/article/35153112/
こういった、モノをうまく活用できるように、今こそ政府や各企業のトップが戦略を考えて、日本の未来への加速を進めるべきだ。
【あとがき】
社会全体の加速に関しては、やはりトップダウン的な形でないとなかなか進まないと考える。しかし、私たち一人ひとりがこういったニュースに関心を持ち、極力IT化が進める人たちを支持する行動をとることで、未来への加速・変化が進むのではないでしょうか。
皆様はどう思いますか