投資とお金の基礎知識(投資とそれだけに頼らない資産形成)

投資とそれだけに頼らないお金の貯め方増やし方を解説

サラリーマンをやりながらの転職活動(新しい「あなた」への経験としてオススメ)

題材 金融 IT 人材 メンタル 

【このブログの特徴】  
日々のニュースから気になるものを選択し、自分なりの考察や解決案を記載しています。皆さんの問題解決の参考になれば幸いです。

 

サラリーマンをやりながらの転職活動

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転職を考える




【今回のこのネタを記載することにした理由】 

■「新型コロナウイルスによる転職活動への影響」についての調査

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000065.000039106.html

 

コロナ不況が原因で、転職を考え始めたが、
実際に「転職活動をやったことがない」人も
多いと思います。

 
特にサラリーマンで一定の年齢であれば、
養う家族があってそれなりの給与もあるため、
「働きがいがあれば何でも良いわけではない」
と思います。


そこで、私の経験ではありますが、
外資系大手保険会社の役員面接」までの
活動内容をまとめて、皆さんの
転職に向けた参考になればと思います。

 

 

 

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良い転職先を求めて


【私の転職活動の概要と注意したポイント】 

①転職を考えた経緯

10年ほど前に昇進により仕事が多忙になり、
精神的にも肉体的にも厳しくなってきた
ことが最大の理由でした。
おそらく誰でも一度は考えるような
悩みだと思います。
ここには特別なポイントはありません。

最初は社内の異動制度を活用してみましたが、
狭き門であり半年に1度しかチャンスがないので
社外の転職を考えました。

 

②転職活動開始
活動時間が限られるので、ネットで
自分のスキルを活かせる
サービス(エージェント)を探しました。

リクルートのような全業種対応の
大手サービスだけでなく、IT専門の
転職サービスもあることを
初めて知りました。 
複数のサービスを並行で活動する
時間はないので、IT専門サービスでは
実際に事務所で面接して、
役員の方にお話を伺いました。

※ポイント
 各サービスの特徴をつかむ
 ・専門サービス
 技術的なことを含めてかなり細かい
 転職サービスをしてくれます。
 直接面談もしました。

 ・大手(リクルート等)
 残業時間とか福利厚生系の話が
 多く、ほとんどメールでのやり取り
 のみでした。

 私は仕事と並行して転職活動するので
 面談する時間がとれないので、大手だけに
 しました。

 サービスにより違うのでまずは
 自分との相性を確認することだと思います。
 それには、直接担当者と話すことを
 お勧めします。

 

年収はいくらなら妥協できるか考えておく
 よほどの実績がないと今より年収は
 上がらないです。
 どの程度までなら譲歩できるか、
 ここで考えておきましょう。
 それにより、選択するサービスも
 変わってくることがあります。

 

③履歴書、職務経歴書の記載
 ここが最も大事だと思います。
 担当者が付きますので
 その担当者に自分の要望や職務経験を
 きちんと伝えます。

 それぞれのサービスに応じた書式が
 あるので、それに沿って書きます。
  

 ※ポイント
・経験した職務と職歴は分けて考える

 「経歴」は管理職であれば、
 予算規模、人数、業務ポジションなど
 が聞かれます。
 技術系なら、言語や基盤(WINDOWS等のOSや
 ミドルウェア)といったことも書いていきます。

 「職歴」は過去に勤務した会社で具体的な
 部署の異動なども含めて書いていきます。
 例えば

・2000年 ~AP開発で担当者(全体50名程度)

・2005年 ~AP開発の5名のリーダ(全体100名程度)

 といった感じです。

 

・転職先が何を求めているか考える
 転職先は中途であなたに来てもらって何を
 求めているのか考えて書きましょう。
 私はプロジェクト管理と金融系SI経験が
 長いことを武器に資格と経歴を
 細かく書きました。  

 

④面接
 最初は相手の課長レベルと思われる方と
 面接しました。
 ここは、一般の流れ通り、自分の転職理由や
 面接した会社を選んだ理由などを話します。
 そのチームの一員となった場合に何で
 貢献できるのかを話しました。

 最後は役員面接となり、面接した会社の現状
 に対する私の意見を話しました。
 面接というよりは、意見交換会みたいな
 感じでした。

 私は管理職でしたので、スキルより
 将来幹部候補となれるか資質のようなものを
 見定めたかったのかと思います。

 役員面接後には、人事の方とかなり細かい
 契約の話となりました。

 

 ※ポイント

・転職理由は前向きに
 相手も「上っ面の前向きな態度」など
 看破します。
 自分が相手の立場だったら
 どんな転職理由なら仲間にしたいか
 考えましょう。
 私は、「新しいことへのチャレンジ」と
 「自分の経験」を中心に話を
 組み立てていました。
 私の経験上での苦労とか、工夫してきた
 内容を整理していたことが役立ちました。

・契約面の話は慎重に考える
 細かい契約の話で
 外資系ならではと思ったのは
 「最初から退職金が給与に含まれる」
 点でした。

 計算すると自分が今の会社を勤め上げて
 もらえる退職金より、かなり少なかったです。
 勤務年数も違いますし、何より
 「終身雇用前提ではない」給与で
 あることがよくわかりました。

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面接

 

 

 
【あとがき】

実際には、自分の状況も変わり、転職は
しなかったのですが、自分としては
外の世界を知る良い経験だったと
思っています。

転職しなかった私の経験が
どこまで参考になるのかと思いました。
しかし、役員面接までの流れだけでも
参考になると思いましたので
振り返りながら記載してみました。

 

転職サイトは基本は無料なので、
まずは興味が少しでもあれば登録して
見るのはいかがでしょう。

 

※皆様はどう思いますか