”すべり込め” キャッシュレス還元(2020年6月末終了)利用と今後のアクション 青空日記(2020年 6月27日)
【このブログの特徴】 日々のニュースから気になるものを選択し、自分なりの考察や解決案を記載しています。皆さんの問題解決の参考になれば幸いです。
”すべり込め” キャッシュレス還元(2020年6月末終了)利用と今後のアクション
【今回のこのネタを記載することにした理由】
キャッシュレス・消費者還元事業がこの6月末で終わるので改めてフィンテックの一部ともいわれるキャッシュレス決済の概要をまとめてみる。
今週末が最後なので、必要なものがあればぜひともこのサービスを利用して購入しておくことをお勧めする
【概要】
キャッシュレス決済とは
個人の主な利用方法
決済方法としては、クレジットカード、デビットカード、電子マネー(SUICA等)、QRコード(バーコード)決済となります。
この中でも多くの決済はクレジットカードで行われており、QRコードも実態としてはその裏ではクレジットカードとの紐づけにより決済されていることが多く、後は銀行口座からの直接引き落としが基本となります。
【私の考え】
一般的な意見ではあるが、私なりに主なポイントをまとめてみた
①利用する側のメリット/デメリット
・メリットはポイントが色々つく、決済がスムーズであること
ポイントも単にそのサービス自体のポイントだけでなく、チャージすることでクレジットのポイントも付くなど2重、3重にとれる場合もある。
また、決済がスムーズであることから、待ち時間も減り、非接触でもあることからコロナ対策にも有効である。
・デメリットは使い過ぎ
現金とは違って、見た目に利用額が実感しづらく、クレジットなどは後払いであることから使いすぎるケースがある。特に所得が低い人ほどキャッシュレス決済を使いすぎる傾向にあるというニュースもあるので、自らのコントロールが需要である。
②集められたデータを活用しようと多くの企業が動いている
私の周りでも、いわゆる「ビックデータ」を活用したいという企業がデータを集めてお試しで何かできないか依頼してくるケースがある。
つまり、データ活用が盛んになる傾向にあるため、その元となるデータは非常に貴重なので、どの会社もキャッシュレス決済でデータ収集を重要視している。
【おすすめアクションプラン】
「決済方法は利用頻度が多いものだけにしておく。」
電子マネーやクレジット決済の種類は色々あるが、利用頻度が多い一つか二つにまとめることをお勧めする。
例えば年間で1万円程度しか使わないのであれば、0.5%でも1%でも50円しか変わらないのに、コンビニごとに決済を変えていては手間の方が高くつく。
私は、交通料金と駅やコンビニ利用はSUICAで、EDYはクリーニング店等小規模店で利用できることが多いので持っている。
クレジットはそれぞれの電子マネーチャージ兼用にビックカメラ×SUICA(電化製品購入と兼用)と、EDY用の楽天カード(ネットショッピング利用と兼用)を活用している。それ以外も作ったが、ほとんど使わなかったので今はこれらに統一している。
※ご参考
例えばSUICAは電子明細にするだけで毎月ポイントが付くのでそういった「自動でたまるポイント」は設定しておくことをお勧めする。
②次に出てくるサービスをチェックする
例えばローソンではセルフレジを利用すると2%還元など、7月以降のサービスを打ち出している。既存のサービスが終われば必ず新しいサービスが出てくるのでそういったサービスをチェックしよう。
ただし、無駄に労力がかかる場合などもあるので、確認してから利用しよう。
■ローソンのセルフレジ利用2%還元のニュース
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1261032.html
【あとがき】
すぐ終わるサービスを今更説明するのは、無駄なのではという意見もあると思います。ただ、プロジェクトでもフェーズが終わるときには振り返りと次の準備というのが次の行動にとても役に立ちます。
そのために、今回あえてこの題材を整理することで、一人でも多くの人の考えるきっかけになってもらえればと思います。
皆様はどう思いますか