仕事でメンタルを壊した経験から伝えたいこと(あなたには早めに気付いてほしい)
【概要】
私は20年近く前にメンタルを壊して、「パニック障害」になりました。今ではほとんど日常生活に影響ないくらいまで回復しましたが、当時は電車で一駅乗るのも難しく、苦しい日々を送りました。そんな経験から皆さんにメンタルを悪くするポイントを伝えておきたいと思います。
①自分に自信があるときが危ない
仕事に慣れてきて自分が「ある程度できるようになった」と思っているときが危ないです。私の経験ですが、当時20代で、ある程度仕事も覚え、資格試験とかにも積極的で人事から「この資格とったのはあなたが一番はやかった」とか言われて浮かれてました。
でも、本当に実力のある人は自分より年下でも責任ある立場となり、人を抱えて客先と厳しい交渉を進めるなど、頭角をあらわしており、振る舞いも違いました。
その人の周囲の自社のメンバーや客先から見れば、私は単に「言われたことをやる人」でしかなく、仕事のできない人だと言われていると他の人から聞きました。
自分に自信があっただけに、それを聞いた時のショックは激しかったと記憶してます。
②休まず働くことが「えらいこと」だと勘違いしている。
当時私は1年間で夏季休暇含めて3日しか休暇を取りませんでした。連続21日働いたこともありますし、代休も取りませんでした。平日も当然サービス残業でしたが、それが「えらいこと」だと勘違いしてました 。自分は頑張っている、会社に貢献しているという思いが強く、結果より「休まず働くこと」自体が目的になっていたと思います。こういった、自己満足による勘違いがより極端な行動につながってしまいました。
③相談することが恥ずかしいと考える
最初は「メンタルの病気」であるという自覚がなかったので、「電車に乗るのが怖い」という状況を人に話すこと自体が恥ずかしいと感じていました。
そのため、上司にも相談できず、無理に通勤していたことで余計悪化したと思っています。メンタルを壊すことは何も珍しいことではないとか、後で知りましたが、当時はとてもそれを他人に相談する余裕もなかったし、どんどん追い込まれていきました。
【あとがき】
上記のような、考えを持っているとメンタルを壊しやすいです。
まずは、自分を知り、無理しないことが重要です。また悩みがあれば家族や友人あるいは、ネット上の仲間でもよいので相談することで少しずつ改善することもありますので、まずは誰かに相談してみてください。